休み下手な日本人
日本の人は、休むのが下手だと言われるが、その理由は、
・社会の同調圧力が強すぎるためである。絶えず、周りに合わせて行動しなければならないため、常に周囲の動向にアンテナを注意深く張っていなければならず、気を抜いて休むことが許されない。マイペースで動くことが許されず、絶えず周囲と同調、協調し続ける必要がある。その根底には、周囲と絶えず同調することで、周囲との一体感を得たい、包含されていたいという母性を求める欲求がある。
・遊び、アイドル状態を罪悪視する「勤勉性」重視の風潮があるためである。充電のために休むことを怠けることと同等と見なし、企業とかで年次休暇をなるべく取らない皆勤型の社員が成果評価で高い評価を得るのがこれである。休む人は怠惰な人である、というマイナスの見方が一般的である。
・休暇を取って楽しむことを、「快楽主義」と見なしてネガティブに捉える風潮があるためである。一般の勤労者たちが、普段なるべく楽しまず、本来休むべき時にも残業とかをして苦労することそのこと自体が望ましいとする「労苦至上主義」というか、自ら苦しんで労働することそれ自体が快感になるように、少しでも仕事をしてたくさん稼いでくるように、社会の支配層(資産家~専業主婦)から仕向けられているためである。
・ゆとりを罪悪視する「詰め込み主義」の風潮があるためである。とにかく、何事にも空きを嫌い、なるべく高密度に詰め込むことをよしとするので、時間的にゆとりを持とうという気分になりにくい。時間的にきっちりと詰まったスケジュールを組んで、なるべく多くの観光スポットを見て回ろうとする。その結果、休めなくなる。