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「スーパーお上」と「お上」-日本人の社会的格付け、偏差値付け意識-

日本社会における、団体や個人の格付け(偏差値の上下)、階層は、以下のリンクの図のようになっていると考えられる。
格付け・階層図

PDF
http://iwao-otsuka.com/com/jpnclass1.pdf

この図から、日本社会の階層構造、日本国民の社会格付け、偏差値付け意識を読み解くことができる。

天皇家(宮家)やその直属の支配機関である中央官庁や自治体等の公務員が上に来て、大企業等を筆頭とする民間を指導、支配している。

その天皇家や中央官庁のさらに上に、欧米が位置しており、ウェットな日本社会に対して、ドライな民主主義等の風を送り込んでいる。そのため、本来日本社会の支配者、「お上」である中央官庁とかが、欧米民主主義の観点からは「国民への奉仕者」と下位に捉えられ、支配構造上のダブルスタンダードを生み出している。

また、日本の知識人の、欧米産の進歩的な民主主義とかの思想を口で唱えながら、自分自身は伝統的な日本的ムラ社会の住人のままであり続けるというダブルスタンダードな生き方も、この格付け図から説明することができる。

現在は、アメリカが、日本に対して強い経済的、軍事的影響力を行使しており、ヨーロッパも文化的優位を保持しており、「お上」である日本の天皇家や中央官庁を超えた「スーパーお上」の地位にあるので、その間は、日本人は、格付けの上な「スーパーお上」の言うことを口で唱えることが、自らの保身や体裁を整えるのに都合がよいと考え、欧米的な考え方を進んで口にして、また表面上は、欧米的な民主主義、個人主義とかを身に着けようと一生懸命になるのである。

その点、一見日本社会は欧米一辺倒になっているようにも見えるのであるが、実際の日本社会は、戦前と変わらず、所属集団に強い一体感で同調、協調することを求めつつ、相互に監視の目を光らせ、外れた出る杭をいじめる伝統的な体質のままである。このことは、伝統的な「お上」である中央官庁とかが、見かけは「スーパーお上」である欧米に従いつつも、実際は、伝統日本的な考えを保持したまま、民間を支配していることを表している。

要は、日本社会の支配者である「お上」が、「スーパーお上(アメリカ+ヨーロッパ)」と「お上(日本の中央官庁)」との二重の重層構造、ダブルスタンダードになっているのが、現在の日本社会の特徴である。

地方の有力者(名家)や自営層(医者等)は、こうした「お上」の支配を受けつつも、ある程度の自立性を保っていると考えられる。学者やスポーツ選手とかも、ある程度格が上である。

また、従来、日本より格下と日本人がみなしていた中国、韓国が、経済的に発展して、格を上昇させている最中である。中国、韓国は、日本と同じ稲作を中心とした農耕民族であり、その点、日本と社会的に差がない。差がないということは、同格のライバルとなりうることを示している。

例えば、中国は、欧米と対立する共産主義を取ってきたため、欧米の文化を取り入れるのが遅れ、その点、欧米の文化を進んで取り入れてきた日本より格が下に甘んじてきたのであるが、現在はそういう足を引っ張る要素がなくなっているので、昔のように再び日本より格上になる可能性も十分ある。

韓国は、かなり以前から実質日本と同格のライバルとなっており、激しい競争を日本と繰り広げているのが実情である。

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2008年02月23日 11:23に投稿されたエントリーのページです。

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