日本社会が一生懸命欧米化を試みる理由は何か?
それは、日本が、第二次大戦後、自分とは異質な、アメリカ等の西側自由主義陣営に組み入れられたのが原因である。
日本は、本来は、ロシアや中国と同じ、農耕民由来の液体的な体質(集団主義的、規制好き、対人関係や相互一体感の重視・・・)の存在であるにもかかわらず、ロシアや中国の液体陣営ではなく、自分とは異質な、アメリカ等の気体陣営に入れられてしまったのである。
ロシア、中国みたいな液体陣営(東側)と同じ性質を持っていると見なされると、西側気体陣営の他の国(アメリカ等)から敵の性質を持つ者として攻撃の対象となってしまう。それは避けるべきことであった。
そこで、異質だ、敵だと見なされないように、必死で、自身の持つ液体的性質を隠し、個人主義、自由主義といった気体的性質を表面上だけでも持とうと必死になって努力してきたのが、戦後の日本の歩みであったといえる。
このように、自身のロシアや中国と共通な液体的性質を表面だけでも除去し、アメリカや西欧等の気体的な同盟国から異質と呼ばれずにスムーズにやっていけるように行動しようとする姿勢が長期間取っている内にすっかり身に付いてしまい、取れなくなっているのが、現状の日本の姿であるということができる。