日本の人たちは、互いに良好な対人関係の構築に敏感であり、互いの一体感の維持を重要視する。
その点、何をするにもグループ行動が前提の社会となっており、人々は、一人だけ疎外されて、仲間外れにされるのを何よりも恐れる。
そこから、集団や周囲に嫌われたくない、受け入れられたいという強い気持ちが働き、人々は、集団や周囲に受け入れられる子、いい子になろうと必死になる。
そこから、所属集団の規則をよく守ったりするようになる。あるいは、集団への忠誠競争が起きたりする。いわば、所属集団への過剰な適応が起きるのである。
こうした状況下では、自分は本当は~したいという本心は抑圧されるか、あるいはそもそも空(何もない)だったりする。自分にとって、所属する集団が全て、という心理状況が生まれる。
これが、日本社会において、集団の規則に従順ないい子が増殖、蔓延する原因となっていると言える。