現在の日本社会においては、官公庁や大企業が、(厳しい入社試験をパスした)限られた「選民」の人員を内部で囲い込み、外部に対して、内外を隔てる膜を設けて、内と外を区別し、余所者を門戸を閉ざして入れない排他的、閉鎖的な姿勢を取っている。
中小企業、自営業の人たちも、同様に内外を隔てる膜で、自分たちを囲い込んでいる。
それらの囲いの中に入れない人たちが、非正規雇用の派遣社員やフリーターとして、社会の中を、原子のような状態でバラバラにあてどもなくさまよっている。
一方、欧米とかのドライな外資系企業が、常に外部に対して門戸を開き、雇用を求める人をオープンに受け入れるが、厳しい能力査定を行い、できない人は首にしてすぐに外に放り出してしまう。