この国の人で、特に東京大学とかの秀才と呼ばれる人たちは、テストとかで、100点満点というか、失敗、ミスの全く無い、完全無欠なのを目指そうとする人が多いように思われる。
とにかく、正しいこと、間違いのないこと、確実なこと、失敗しないことのみを覚えたり、実行しようとするのである。
このように満点を求める傾向は、ミスを恐れてチャレンジしない退嬰性につながる。
また、自分の言っていることが正しいことを保証してくれる、より上位の権威者の存在を求めること、権威主義につながる。
あるいは、合っていることが保証された既存の定説に心理的に寄りかかり、定説以外の新説を、定説でないというそれだけの理由で一律に却下したりすることにつながる。
論文の執筆とか、学会発表とかで、決して間違えてはいけないと思って、精神的にしゃちほこばり、ぎこちなくなる。少しでも間違ったことを書いて、ミスとして指摘されることを極度に恐れるようになり、ひたすら既存の定説を自分の中にため込むばかりで、自分からは新しい論文が書けなくなる。
こうした退嬰性やミス、失敗を恐れる傾向は、何事も安全や保身第一な女性的な傾向であり、秀才の精神が女流であることの現われである。