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表向きドライ、本心ウェット?

日本人は、アンケート調査とかで表向きドライな態度を取るが、その奥にある本心はウェットなのではないだろうか?

アンケート調査とかで、あなたはドライかウェットか、どちらですか、と質問すると、ほとんどの人が、自分はドライですと回答する。この結果から見ると日本人はドライになったのかと錯覚する。

ところが、実際に日本社会で生活していると、人間関係がべたべた湿っていて、わずらわしく、閉塞感に満ちている。学閥、先輩後輩関係に代表されるような縁故関係が社会中をバッコしており、所属する会社、学校等の組織、集団のことが何よりも最優先で、個人の人権はそれらの前には風前の灯であることが実感される。日本社会やそれを構成する個々の日本人の性格は、戦前と変わらずウェットなままなのではないかと想定される。

日本人が表面でドライな態度を選択するのは、強力な欧米指向、すなわち自分のことを、ドライな欧米先進国の一員とみなし、東アジアの他国を、そうした先進国一員の日本よりも、格下とみなす心理が働いているためと推測される。
特に、戦後は、日本を占領したアメリカが作成したドライな性格を持った日本国憲法が、戦前の神道に代わって、あたかも宗教のように、不可侵のものとして崇拝の対象になっており、「日本国憲法教」みたいな感じになっている。なぜ崇拝の対象となったかと言えば、天皇がアメリカの前に敗者としてひれ伏したのと、平和主義みたいな日本国憲法の理念に従って行動したら、高度経済成長を実現して、成功し、繁栄したからである。

こうした点、日本人には、表面、表向きのドライさとコアのウェットな本心との乖離、矛盾が存在するのではないかと考えられるが、アンケート調査では、回答者の表向きの面がもっぱら捉えられ、コアな本心には到達できていないということになる。

なぜ、ウェットな本心に到達できないのか?それは、アンケート調査とかでは、本心が、取り繕った表面経由で外に出るため、ウェットな本心がドライに変質して回答されるためである。

この問題を解決するには、アンケート質問する前に、心の奥にしまい込まれたウェットな感情を予め表に引っ張り出してから、アンケート質問を行う必要があるといえる。

要するに、
・人々が奥にあるウェットな本心を他者にさらけ出す場である、学閥やムラ社会的な雰囲気、
・そうしたウェットな派閥やムラ社会での自分が取っている行動、
・その中での他者の(ドライな)行動に対する自分の感じる感情、
を思い出させる手続きを、アンケート調査手続きに含めることができれば、人々は、自分を本当はウェットであると「思い出し」、そのように回答すると考えられる。

今後は、こうした方針で日本人の性格を測定することが必要になってくるのではないか?

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2009年06月06日 04:52に投稿されたエントリーのページです。

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