日本は、戦後は、日本を占領したアメリカが作成したドライな性格を持った日本国憲法が、戦前の神道に代わって、あたかも宗教のように、不可侵のものとして崇拝の対象になっており、「日本国憲法教」みたいな感じになっている。憲法の内容は、聖典としてほとんど改変不可能な状況である。
なぜ崇拝の対象となったかと言えば、戦後、天皇がアメリカの前に敗者としてひれ伏したため国家神道の正当性が失われたのと、国民が国家神道ではなく、日本国憲法の理念に従って行動したら、高度経済成長を実現して、成功し、繁栄したからである。それゆえ、信じるとよいことが起こる、得をすると、日本人が皆思うようになり、信仰にまで発展したのであろう。
日本人は無宗教になったと言われるが、実際のところ、日本国憲法が国教、国家、国民の宗教と化しているのではないだろうか?実際は、国家神道代わりの「『日本国憲法』教」という宗教を信仰しているのである。