Sponsored Link

« 保証が必要 | メイン | 日本社会の4大支配者 »

年齢制限社会

この国では、何かと年齢制限が幅を利かせていると言える。すなわち、○歳までに、決められた関門を通過できないと、後は一切通過できず、門前払いになる。通過のチャンスは二度と与えられないというものである。

年齢制限が幅を利かせているのが、官公庁や大企業への就職である。たいてい新卒のみ採用という制限枠が暗黙のうちに設けられているのであるが、更にそこには、大学受験の浪人の回数や大学での留年の回数が厳しくカウントされ、採用されるのは実質24~25歳以下の若者に限られてしまう。大学院の博士課程とかに進んで年齢を食ってしまうと、採用面では絶望的となる。

あるいは、官公庁や大企業での正社員の管理職への登用が、40歳付近で管理職になれないと、後は一生管理職に昇進するチャンスが奪われ、定年まで(たとえリストラされなくても)ヒラ(役職無し)で過ごさないといけないというものである。40歳付近が幹部社員登用の年齢制限となっているのである。

これは、学生寮とかで、○時までといった決められた時刻までに門を入らないと締め出しを食らう門限制と根が一緒である。

こうした年齢制限が行き届いている背景としては、日本が、引き続き年功序列のエスカレータ社会であることがあげられる。何歳になったらこのステージ(階)に上がり、次に何歳になったら、更に上のこのステージ(階)に上がり、というように、年齢ごとのステージ昇進の位置決めが厳しく決められていて、制限時刻に間に合った者のみを通し、間に合わなかった者に対しては、永遠に門を閉ざし、門を通過するチャレンジの機会を与えないのである。

この場合、門を通過する時刻は、年齢的に遅いだけでなく、速すぎるのも駄目だというのが、この国の年齢制限の特徴である。小中高の学校とか、みんな仲良く同期して1年ずつ持ち上がるのが良しとされ、飛び級のように、皆より速く上がることは許されないのである。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://iotsuka2.s203.xrea.com/mt/x/mt-tb.cgi/507

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2009年07月13日 06:17に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「保証が必要」です。

次の投稿は「日本社会の4大支配者」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。