« 日本=「男社会」の本当の立役者は「母」だ | メイン | 「立てられる」存在としての日本男性と「母的存在」 »

「母権社会」という呼び名に変えよう

従来、臨床心理の分野とかでは、母親の心理的影響力が強い日本のような社会のことを母性社会と呼んでおり、世の中ではこの呼び方がなされることが多い。

しかし、この母性社会という呼び方は、どちらかといえば社会の静的な性質を表した呼び方で、日本社会において母親が動的に行使している社会的影響力、支配力の大きさを実感するには物足りない。

筆者としては、従来の母性社会という言い方に代えて、「母権社会」(ないし母権制社会)という言い方にすることで、日本の母親の強大さを少しでも実感できるようになるのが望ましいと思っている。

同時に、欧米のように父親が強い社会は、父性社会と呼ぶよりは、父権社会(ないし父権制社会)と呼ぶのが望ましいと思っている。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://iotsuka2.s203.xrea.com/mt/x/mt-tb.cgi/437

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年07月07日 22:57に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「日本=「男社会」の本当の立役者は「母」だ」です。

次の投稿は「「立てられる」存在としての日本男性と「母的存在」 」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。